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ラーメン二郎の雰囲気
ラーメン二郎は三田を本店としていますが、関東一円の各地に支店を広げている程評判のラーメン屋です。この各店舗に共通しているこだわりが品揃えの点で、それは豚骨醤油味のラーメン一点のみとなっています。
本店に行ったことのある人ならわかりますが、まずは出てきたラーメンが普通のラーメンの２倍以上はある麺の量にきっと圧倒されるに違いありません。その麺は極太麺で、スープはかなりギトギト感のある脂ぎったタイプで、更にここでは「ぶた」と呼ばれる大ぶりで厚切のりチャーシューが大きな特徴となっています。これ に茹でたモヤシとキャベツが加えられるのがスタンダードとなります。
このラーメンを中心に、各人の好みとなりますが 、ニンニクの有無、野菜の多さ、味の辛さ（強さ）、脂の量などについて調節できるトッピングがあります。
本店とはいえ店構えもカウンターのみの15席程度で狭苦しいうえにお世辞にもキレイとは言えないような店内ではありますが、むしろ余計なことには手を掛けず、ラーメンの味と質に集中しているためと考えるのがラーメン通の理解の仕方かもしれません。
店には店主と助手しかおらず、店主自らが目の前でラーメンを作ってくれるわけですが、ここの噂を聞いて初めて食べた人なら、大抵はその盛りつけの豪快さや、味の強烈さに圧倒されること請け合いで、ラーメン好きでなければ、もう二度と来るものかと思ってしまうことでしょう。しかし、気に入れば二度と抜け出せない魅力を持ったラーメンでもあるのです。
ラーメン二郎が美味しいワケ